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                   縁結びに関係する神々・伝説




神道系
・オオクニヌシノミコト (大国主命・大穴牟遅神・大穴持命・大己貴命(※)・大汝命・大名持神・八千矛神・葦原醜男・葦原色許男神・大物主神・大國魂大神・顕国玉神・宇都志国玉神・国作大己貴命・伊和大神・所造天下大神・幽冥主宰大神 ・杵築大神 ◆出雲大社
 一般的には大国主命が多数の女神と結ばれたことによるもであるとされるが、「幽世の神事の主催神となったことから、人間関係の縁のみならず、この世のいっさいの縁を統率している」として、男女の縁のみならず、すべての縁を結ぶ神であるとの意見もある。
 また、10月は神無月といいますが、出雲では神有月といい、日本国中の神様が出雲に集まって会議(縁結び含む)をする、という話は有名。
 (※)オホナムチノミコト(大己貴命=大国主命の若い頃の名前)
・造化三神 (ムスビの神々) ◆東京大神宮
  ・アメノミナカヌシノカミ(天之御中主神)・・・至高の神
  ・タカミムスビノカミ(高御産巣日神)・・・征服や統治の神
  ・カミムスビノカミ(神産巣日神)・・・生産の神
・イザナギ
・イザナミ
(伊弉諾、伊邪那岐)、(伊弉冉、伊邪那美、伊弉弥) ◆今戸神社等
 神話の中で初めて夫婦となった神様。
・カグツチ (火之夜藝速男神・火之炫毘古神・火之迦具土神・加具土命・軻遇突智・火産霊) ◆愛宕神社等
 情熱的な恋を守ってくれるとされている。
・スサノオノミコト
・クシナダヒメ
(素戔男尊・素戔嗚尊等・建速須佐之男命・須佐乃袁尊・須佐能袁命・須佐能乎命)
(櫛名田比売・奇稲田姫) ◆六所神社等
 須佐之男命のヤマタノオロチ退治の際に、オロチの生贄になろうとしていた櫛名田比売を、オロチを退治をしたことにより助け櫛名田比売と結婚した古事により、縁結びの神様と言われるようになった。
・イコナヒメノミコト (伊古奈比咩命) ◆伊古奈比咩命神社(白浜神社)等
 三嶋大明神の最愛の后神で縁結びと子育ての神様
・御神猿
 山王の神使「御神猿」。猿は繁殖の獣として人々に愛され、犬と共に分娩の軽き安産の神として信仰されている。猿は集団生活をし、特に子供への愛情が強く、母猿はどの子猿にも乳を与える性質から、夫婦円満・安産・子育ての徳を称え、また猿と縁をかけて縁結びにも御利益があります。
・コノハナサクヤビメ (木花咲耶姫・木花之佐久夜毘売・木花開耶姫) ◆箱根神社等
 美しい女神。火中出産神話から富士山の神でもあり、民間信仰の子安神と結びついて、子授け・安産の神として広く信仰されています。
※小酒解神(コサカトケノカミ)
・オオヤマツミノカミ (大山積神・大山津見神・大山祇神) ◆森戸神社等
 大山を司る神、山の神の総元締の山神、金運の神。(磐長姫命・木花開耶姫の父)
※大酒解神(オオサカトケノカミ)
・オトタチバナヒメ (弟橘比売命・大橘比売命・橘皇后・弟橘姫・乙橘媛)
 日本武尊の妻。日本武尊が東夷征伐の際、自分の命に代えて夫を救ったことにより、縁結びに御利益があるとされている。
・トヨタマヒメ (豊玉姫神)
 日子穂穂手見命と海の宮で仲睦ましく生活した後、地上にて鵜草葺不合命を出産。神武天皇の祖母。主な神徳は縁結び、安産、開運厄除、海上安全等。妹=タマヨリビメ
・タマヨリビメ (玉依姫・玉依毘売命・玉依姫尊) ◆玉前神社等
 海神(わたつみ)族の乙姫様で、龍神を束ねていると言われている。潮の満ち干きを司り、出産や育児等の御守護もされています。鵜茅葺不合命と結婚され、子供の一人が初代天皇の神武天皇となったことから、日本の「母神様」でもあります。その御神徳は縁結び・子授け・安産です。姉=トヨタマヒメ
・箱根大神  ◆箱根神社
  ・ニニギノミコト(瓊瓊杵尊)
  ・コノハナサクヤビメノミコト(木花咲耶姫命)
  ・ヒコホホデミノミコト(彦火火出見尊)=上記2神の息子
 美しさと華やかさの象徴である木花咲耶姫命と、夫婦である瓊瓊杵尊が祭られていることから、縁結び恋愛成就にご神徳があると言われている。
・九頭龍大神  ◆九頭龍神社
 多くの禍をもたらした強大な力をもつ龍神は、大きな霊力をも持っており、金運、商売繁盛、縁結びなど、あらゆることにご利益があると考えられています。
・コトシロヌシ (事代主命・言代主神・八重言代主神・八重事代主神) ◆森戸神社等
 恵比寿さまと言われている。海の神、商業の神、釣りの神


仏教系
・愛染明王 (あいぜんみょうおう) ◆成田山新勝寺、川崎大師、縁結び大社等
 愛染明王は煩悩や愛欲などは人間が本来持っているものであると認めており、否定するのではなく原動力として、人を仏道へと向かわせることができる力を持っていると言われている。愛欲を否定しないということから、恋愛や縁結び、家庭円満などを司るとして古くから多くの人に信仰されている。
・目青不動 (めあおふどう) ◆目青不動尊
 東京五色不動尊の一つで、この不動明王は天上界と地上界の間にたなびく青い雲の色に基づくことから、天と地の連絡をしていると言われ、それがいつしか「縁結びの不動」として信仰されるようになった。
・十一面観音 (じゅういちめんかんのん)
 良縁に恵まれず、諦めて出家した赤松幸運が、この世の若い男女に良縁があらんことを祈って彫ったといわれる観音様。 ◆佐助稲荷神社  下社横
 飯山観音とも呼ばれ,さらには縁結び観音としても有名。 ◆長谷寺(厚木市)
・良縁観音 (りょうえんかんのん) ◆安養院
 北条政子が祈願して源頼朝と結ばれたという言い伝えがあり「良縁観音」と呼ばれている。また、頼朝が天下をとることができたことから「昇竜観音」とも呼ばれている。
・大聖歓喜天 (だいしょうかんぎてん) ◆本龍院(待乳山聖天)
 像の頭を持つ夫婦の姿で、元来は古代インドの神さま。その男女が抱き合う姿から、縁結び、夫婦和合、子授け安産などの御利益があると言われている。
・縁結び不動 (えんむすびふどう) ◆成就院
 本堂前に置かれている不動明王像は、本尊の御分身で、写真を撮って携帯電話の待受画面にすると運気がアップすると言われている。男女の縁に限らず、仕事や人間関係の縁にもご利益があると言われている。 
・縁結びの菩薩 (えんむすびのぼさつ) ◆常泉寺
 この世の中は縁で結ばれており、人と人、物、物と物、そして仕事、恋愛、学問、健康、家族、友人、上司、部下、子宝等々全てが縁であり、それを与えてくれると言われている。


伝説等
・手児奈 (てごな) ◆手児奈霊神堂、本光寺
 手児奈・・・その美しさと優しさで多くの若者を魅了したが、たくさんの求愛に心を痛め、「我が身さえ無ければ」と海に身を投じました。第七世日与上人の夢枕に手児奈が現れ、「良縁成就」などの守護を誓ったと言われる。
・腰掛石 ◆伊豆山神社
 源頼朝と北条政子がこの石に座り恋を語りあったと言われる石。 恋の始まり、進行中の恋の成就、恋人との絆を深める等の御利益があると言われている。
・ナギの木(葉)伝説  ◆伊豆山神社
 源頼朝と北条政子との恋を見守った、社頭の左右にある梛(なぎ)の木の葉を所持すれば願い事が必ず叶うといわれている。 特に、男女の縁結びにご利益があるといわれ、北条政子が鏡の下に忍ばせ頼朝との愛を祈ったと伝えられることから、このナギの葉を鏡の下又はコンパクトの中に入れておくと、良縁が結ばれるといわれている。
・回転する恵比寿像  ◆千住神社
 結婚運を上昇させたい人は、回転する恵比寿像を、女性は右に3度、男性は3度左に恵比寿様を回して、ハンカチで胸をなでてください。ハンカチは社務所でも売っています。
・招き猫(願掛け) ◆今戸神社
 良縁を結ぶペアの招き猫(オス猫とメス猫が一体となったもの)
・政子石(姫石) ◆鶴岡八幡宮
 源氏池に浮かぶ中の島にある社(旗上弁財天社)の裏。源頼朝公が政子の安産を祈ったとされる石で、別名「姫石」とも呼ばれる霊石。古来より縁結びの霊験があり、夫婦円満の祈願石と信仰されている。


名古屋
・恋の三社
  ・晴明神社 安倍晴明御霊神(あべのせいめいごりょうじん)
 安倍晴明が晩年に住んだと言われている地。絶大な力を持っていたとされる彼の霊力にあやかり、恋愛・除災・諸願成就の神として信仰されている。
  ・高牟神社 古井の清水
 高牟神社の御祭神である高皇産霊神(タカミムスビノカミ)と神皇産霊神(カミムスビノカミ)は、造化三神の二柱で、陰陽両面を顕された「ムスビ信仰」の神とされている。また、「古井の清水」から湧き出た水を飲むと”恋が生まれる”と言われている。
  ・城山八幡宮 連理の木(れんりのき)
 地上約3mの所で二幹に分かれ、6m程で再び合一して連理となっているアベマキがあり『連理木』と呼ばれている。連理木は一つの枝が他の枝とつらなり木目が通じたもので、昔から吉兆とされ、特に縁結び、夫婦円満の御神木として信仰されている。そしてこの木のもとで出会った男女が結婚するといった事が多々あるそうです。
・連理の榊 (れんりのさかき) ◆萱津神社
 日本武尊が東征の後、伊吹山の悪者退治に向かった。傷を負い萱津に帰ってきたが、妻の宮簀姫はたまたま里に帰っていて留守だった為、尊は非常に嘆き、後世に生まれ来たる者は必ず逢えるようにと当神社に祈願し、榊を植えたという。2本の榊が地上2メートルほどのところで手をつなぐように和合している。その後、五十七代陽成天皇(女嫌い)は皇后を娶らなかったが、尾張国司が連理の榊を元慶元年(877)2月14日にに献上したところ、天皇は皇后を迎えて皇子も生まれた。このことから縁結びの御神木として広く知られるようになった。
・玉照姫伝説 (たまてるひめでんせつ) ◆笠寺観音寺 玉照姫泉増院
 もと美濃国の豪族の娘玉照姫は、あまりの美しさゆえ不運な運命に巻き込まれ、鳴海の長者の召使いとなってしまいました。不遇な生活を送りながらも、玉照姫は決して希望を捨てません。いつも呼続の里の街道わきにあった観音像にお祈りしていました。ある雨の日、ずぶぬれになっていた観音像に自分の笠をかぶせてあげた玉照姫は、たまたま通りかかった藤原兼平に出会いました。兼平は心優しい玉照姫を見初めてプロポーズ。めでたく二人は結婚し、京で幸せになったのでした。 その後、二人の出会った思い出の土地には、立派なお寺(現在の笠寺観音)が建てられ、笠をかぶった観音像が祀られたというわけです。